米Amazonは28日、iPadが発売されている全ての国で、「Kindle for iPadicon」を公開したと発表した。
現在、iTunes App Storeから無料でダウンロードできる。
iPad/iPhone両対応のユニバーサルアプリケーションとなっている。

iPadでも、Kindle Storeが扱う数十万点の書籍が利用可能となる。
購入した電子書籍はブックマークやメモを保存して、KindleやiPhone、Macなどと同期させることが可能。
また、iPadで読んだ続きをMacで読むというように、読みかけのページから読書を再開できる。

また、Amazon Whispersyncテクノロジーによって、途中まで読んだ書籍のページ、しおり、ノート等を記録し、既に発売公開されているAmazon Kindle端末、iPhone、iPod Touch、PC、Mac、Blackberry向けKindleとシンクロすることも可能だ。

この他、目的の書籍をジャンル別または作家別に検索可能など、Kindle Storeの全機能を利用することが可能だ。
「Kindle App for iPad」を利用することで、Kindle本体を持っていなくても、「Kindle Store」のすべての機能を利用し、購入した電子書籍をiPadで読むことができる。

ユーザーインターフェースは、iPadの大きな画面や外観、操作感に合わせた。
紙の書籍を読むときのページをめくる動きをアニメーションで再現し、紙の書籍感覚で読むことができる。
オプションでアニメーションを非表示にすることも可能。
背景色やフォントの色・サイズなどは、読みやすくカスタマイズできる。

米国では54万冊以上の書籍が発売されているが、日本など米国以外の地域で発売されている書籍の数はこれより少ない。
とくに日本では、現在は書籍しか購入できず、雑誌、新聞、ブログの購読はできないという制約がある。

現在AppleがiPad向けに提供している電子書籍アプリ「iBook」も無料ダウンロードが可能だが、日本では無料書籍しか用意されていない欠点がある。
また日本国内で入手できる有料電子書籍の数はまだ少ない。
そのため、Kindle for iPadは洋書であるとはいえ、数多くの書籍を実際に購入できるという大きなメリットがあるサービスといえるだろう。

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